温度について
フトアゴヒゲトカゲは暖かい土地に住むトカゲです。
当然日本の四季には自力では対応出来ません。
ですので、健康に過ごさせてあげるにはしっかりとした温度管理が必須となります。
ざっくり図の様な感じです。
フトアゴヒゲトカゲが暮らすオーストラリア東部は昼間は気温が高く日差しが強いですが、夜には気温が下がります。
それと似た温度変化を作ってあげるというイメージです。
■バスキングスポット【35℃〜40℃】
バスキングスポットとは、フトアゴヒゲトカゲが身体を温める場所です。
食事の後、バスキングスポットで身体を温めて消化を促します。
フトアゴヒゲトカゲは温度が低いと食べた餌をきちんと消化出来ません。消化されない餌は腸内に留まってしまい、消化不良や下痢等の原因になってしまいます。
バスキングスポットは紫外線ライト(バスキングライト)で作ります。
■その他の場所【20℃〜30℃】
※ベビーの間は低温に弱いので、28℃〜30℃で設定してください。
その他の場所はバスキングスポットで温まりすぎた身体を冷ます場所です。
強い日差しを好むフトアゴですが、体温が上がりすぎると人間同様熱中症や脱水になってしまいます。高温の場所とともに、必ず低温の場所も作ってあげてください。
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↑安価な温度計もたくさんありますので、最低でも高温の場所と低温の場所には取り付けて温度を管理してください。
■その他の場所・ケージ全体を温めるには保温球やヒーターを使用します。
◉保温用ライト
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↑ソケットに取り付けて使用します。どちらかと言うと全体を温めるより、局所向き。
◉暖突
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↑ケージ全体を温めると言えばやっぱりコレ。ダントツ。
我が家では天井からチェーンで吊るして、温度を調整できる様にしています。
(真冬になると少し下に下がります。)
↑お座りして暖をとる。
◉プラスα
あとひとつフトアゴ飼いの皆さまが使用しているのが、こちらのパネルヒーター。
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ケージの下に敷いて使用します。
水濡厳禁なので、ケージの外から温めます。
夜寝るときに床が冷えるので、お腹を冷やさない様に温めてあげます。
温かい場所を覚えると毎晩パネルヒーターの上で寝る様になります。
そして、最後は仕事やなにやらで忙しい現代人のフトアゴ生活の強い味方
◉サーモスタット
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こちらはライトの所でも紹介していますが、温度管理の強い味方です。
温度に関しては2種類の設定が出来ます。
高温温度設定と低温温度設定です。
設定の温度より温度が高くなるとバスキングライトや保温ライトのスイッチが切れます。
低温温度設定は、設定の温度より温度が低くなると、バスキングライトや保温ライトのスイッチが入ります。
要するに、設定した温度でケージ内を保てるのです。
例)昼間・・・バスキングスポットが40℃を超えたら切れる様に設定。
夜間・・・ケージ内の温度が20℃より低くなったらスイッチが入る様に設定。
というイメージです。
一日中家にいられない方には必須アイテムかと思います。
少しお値段は張りますが、ぜひ導入してあげてください。
※当ブログ内に書かれている内容はあくまで個人が調べたり、経験した内容です。
参考程度でご覧いただけると幸いです。
万が一トラブルが起きても自己責任でお願いいたします。
個体によって全て違いますので、よく観察してその子にベストの環境を作ってあげてください。